2021年春シーズンのドラマも佳境ですね。
今期見ているのは、
イチケイのカラス(裁判官モノ)
大豆田とわ子と三人の元夫(松たか子のコディもの)
桜の塔(警察の出世もの)
といったあたりです。
他にも、
ドラゴン桜(受験青春もの)
リコカツ(コメディに振り切れてない)
ネメシス(探偵もの)
あたりも見ていましたが、3話くらいで脱落しました。
カタカナ4文字の意味深な題名のは、よほど練れていないと「なーんだ」となってしまう気がしますね。
そういう意味で、今期のは残念でした。
日本のドラマは1クールという3か月10話くらいで終わってしまいます。
面白くて評判が良くても、つまんなくて視聴率が悪くても、終わってしまいます。
で、続編が作られるのは1年くらい先です。みんな忘れた頃。
ものすごく話題になって社会現象になったドラマなら再び話題になることもあるのでしょうけど、だいたいもう忘れてしまっててコケますよね。
いつも思うのですが、欧米のドラマのように、評判に応じてシーズンを重ねていく方式で作れないのですかね?
話が面白くて評判が良ければどんどん続ければ良いし、続き方によってストーリーが練られて変わっていく。
ダメならそのシーズンで打ち切り。
そういう方式の方が良いと思うのですが、テレビ局にスポンサーを獲得する力が無いのでしょうかね。
あと、日本では同じ俳優が次々に違うドラマに出演するので、どのドラマがどの人だったのかサッパリ分からなくなります。
売れっ子の主役も脇役もあちこちに登場するので、欧米ドラマのように俳優とキャラクターが結びつきません。
俳優とかジャリタレのファン向けなのであれば、それでも良いのでしょうけど。
どうも今の日本のテレビ局は、あまりドラマそのものに力を入れているわけではなく、単にその時の話題さえ作れれば良いと考えているようです。
テレビっ子としては、もっと「文化を作っていく」「時代を作っていく」という気概を持って欲しいと思うのです。
♪今日のBGM
S.O.S. / ABBA
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