買ったばかりのクルマの話が続きます。
納車されたばかりの新車にドアパンチを食らって落ち込んでいました。
大きなキズではないのだけど、キャラクターラインの凹みと、その下の線状に付いた凹みがけっこう目立つ。相当ガツンとぶつけたようです。
カミさんは「新車なんだからドア交換してでも直したら」と言ってます。
しかしながら、思いがけず綺麗に直してもらうことが出来ました。
やっと心が平静になりましたよ。
この程度を直すのに板金かドア交換しか無いのか?と思って調べてみると、こういう小さな凹みキズの修理は「デントリペア」という方式が一般的なのだそう。
凹んだ鉄板を裏側から押し出したり、表から引っ張ったり、叩いたりして修復するのだそうです。
表面が削れていなければ再塗装も不要で、費用も安価に済むことが多いのだそう。
YouTubeに動画が上がっていましたが、こんな感じで出来るんですね。ボディを槌で叩くところは軽くとはいえ衝撃的。
それで、近くにデントリペアをやってくれるところが無いか検索したら、すごく近所にありました。
Google Mapsに載っている評価もけっこう高い。
さっそく電話したところ、すぐに見積もりに来てくれて、翌々日の今日には出張修理してもらうことが出来ました。
すごく丁寧で感じの良い職人さんでした。
デントリペア・ボディーワークス | デントリペアとウィンドリペアを専門とするプロショップです。その他お車の事なら何でもお問い合わせください (dent-bodyworks.com)
ウィンドウの隙間からドアパネルの裏側へ金具を差し入れて、裏側から凹みをグイっと少しづつ押し出して直して行きます。
それから、今度は表から少しづつ叩いて平らに均していく。
少しづつ、根気良く、これを繰り返すようです。
最後に、表面に付いたキズをコンパウンドで磨いて綺麗にして、磨いた部分のガラスコーティングをかけ直して、完了です。
時間にして、ほんの1時間半くらいの作業でした。
見た感じ、跡が全く分かりません。すごく綺麗に仕上がりました。
今回の代金は1万8千円でした。長い線状の凹みキズもあったので数万円は覚悟していましたが、思っていたよりかなり安く上がって助かりました。
板金修理やドア交換なら20万円コースで、修復歴も付いてしまうところでしょうか。我慢するしか無いと思っていたところでした。
詳しい人には常識かもしれませんが、私にとっては凄くありがたかったです。
デントリペアは、自分で工具を買ってやる人もいるそうです。
けっこう技術がいる様子だったので、私はやりません。
さて、今回の教訓。
駐車場で留める場所は、隣が営業車や作業車や汚いクルマや古いクルマのところは避けましょう。高級車や綺麗にしているクルマの隣の方がマシ。
また、端っこで通路沿いでないところが良い。ぶつけられる確率を下げることと、ぶつけられる箇所を少なくすることが出来るかもしれない。
それから、クルマに戻ったら出る前に必ず一周して観察しようと思います。いつの間にかキズつけられたりを避けるため。
出来ればドラレコの振動感知も設定しておきたいですね。小キズならマシですが、大きくぶつけられて警察を呼んだ時は犯人特定のために重要になります。
バッテリーが心配ですが。
今回のような社用車や営業車のバンなどに乗っている人は、自分のクルマではないからでしょうか、たいして綺麗なクルマでないからでしょうか、キズをつけるのもつけられるのも気にしない人が多いような気がします。
自分のモノでなければ気にしない、というのだとしたらロクでも無いですよね。
そんな人は、仕事も人生もうまく行くはずもない。
自分のクルマがボロくて、他人のクルマにぶつかっても気にしない人も多いです。
さすがに相手が白や黒のピカピカの高級車だと、どんな人が出て来るか分からないので気にするでしょうが、うちのみたいな若い色の一般車だとナメてかかるのかも。
でもそんな人は、人生きっと底辺を彷徨うことでしょう。
いずれも心あらためて貰いたいものですが。。。
いいから、とりあえず地獄へ落ちろ、ということで。
♪今日のBGM
Hells Bells / AC/DC
AC/DC - Hells Bells (Live At River Plate, December 2009) - YouTube