55の手習い

55歳を過ぎた筆者が色んな事に挑戦する日誌です

洗車のポイントは分かったけど大変だった

せっかく新車を買ったので、二十年ぶりくらいに手洗いで洗車してみました。

X3も、その前のステップワゴンも、面倒なので最初から洗車機に突っ込んでました。近所のスタンドのドライブスルー洗車機で、シャンプー洗車が400円です。
ガラスコーティングもしているので、細かい事を気にしなければ十分です。

YouTubeを見てみると、洗車のプロの動画がけっこう上がっています。
「正しい洗車のしかた」というのを見て、ちょっと一度やってみようと思いました。

プロが特別な道具を使わずに本気洗車!シャンプー洗車編…プロが教える正しい洗車方法【洗車のコツ・仕方】Vol.9 - YouTube

【洗車場で洗車する方はこちらをご覧ください。】誰でもできる洗車場での洗車ポイント8つ【高圧洗浄】 - YouTube

基本は、
(1)曇りの日や朝夕の涼しい時間帯に洗車する
(2)汚れは水で流しながら軽く撫でる感じ
(3)洗車中は乾かさないようにして、最後に完全に拭き上げる
の3つが重要なポイントのようです。

とにかく水道水が洗車の天敵で、シミの原因になるのだとか。
水道水の水滴を放置してはならず、一気に拭き上げるようにする。出来れば純水を使って洗車するのが良いのだそうですが、ちょっと現実的ではない。

 

まずは、オートバックスとホームセンターを巡って、最低限の道具を買ってきました。
洗車用スポンジ3個、拭き取り用タオル類を5~6枚、カーシャンプー、タイヤ用のブラシ、足台にもなる洗車バケツなど。
あと、拭き上げる時に使う用の純水として、バッテリー補充液2Lを1本買っておきました。

水を拭き取るスピードが大事ということなので「超吸水」みたいなスポンジ状の布を買いましたが、結果的にこれはイマイチでした。
意外に吸水がそれほどでもない上に、乾くとガチガチに固まって保管が大変。
普通の拭き上げ用マイクロファイバークロスも買いましたが、結果的にはこれが一番使い勝手が良さそうです。

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洗車用タオル類

手洗いと言ってもマンションの駐車場では水道やホースが使えないので、近所の洗車場に行って洗浄ガン(高圧洗浄)を使って洗車します。

まず、一番近所の洗車場は、水コースは3分で300円でした。バケツが常備してあって、水がバケツいっぱい10円。
オーナーの親父が犬を連れてウロウロ見回っていて、ちょっとウザい感じです。
X3の時は、タイヤ周りや下回りが汚れた時にここで流してから、近所のスタンドに移動して洗車機に突っ込んでいました。

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一番近所の洗車場

そこから少し離れたところに、もう1件洗車場を見つけました。
こっちは水コース6分で300円。さっきのところより時間が長い。店によってけっこう値段が違うものですね。

今日は試しにこちらを使ってみます。
曇天で夕方4時半、もうすぐ暗くなる時間で寒いです。

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もう少し先の洗車場の方が良かった

バケツにカーシャンプー液を用意しておき、スポンジと拭き取り用のクロスをたくさん準備しておきます。
洗車機のメニューは水コースを選んで、ガンの出力は最大にします。

まずクルマ全体を上から流して、汚れを落としていきます。コーティングしていれば、大体の汚れは落とせると思います。
タイヤやタイヤハウス、下回りも忘れずに流します。
そして、ここで洗車機を一時停止します。

カーシャンプー液をたっぷりスポンジに付け、まずはルーフとボンネットと前と横のウインドウ部分を洗います。
一筆書きで、ほんの撫でるような感じです。ゴシゴシ同じところを擦らない。
何度もバケツのシャンプー液にじゃぶじゃぶ付け直して、スポンジの汚れを落としながら、とにかく手早く、シャンプー液を撫でつける感じで洗っていきます。

そして洗車ガンの一時停止を解除。ルーフとボンネットとウインドウの泡を流します。

そしてまた一時停止。
こんどはクルマの左右側面、そしてリアの汚れ落としです。

このとき、クルマの上半分と下半分でスポンジを分けます。汚れ具合が上と下で違うので、分けた方が良いらしい。
リアも汚れが多いのでスポンジを分けます。
カーシャンプーたっぷり、撫でるように、手早くササっと。スピード勝負です。

そして、洗車ガンの一時停止を解除。いま洗った側面とリアの泡を流していきます。
このとき、さっき洗ったルーフやボンネットが乾かないよう、時々水を流します。
水道水で洗車するときは、とにかく「水滴のまま乾かないようにする」のが肝心とのこと。拭き上げる前に乾いてしまうと水シミになって残ってしまいます。

洗車機の一時停止の時間も制限があるので、とにかく手早く、ここまでを一気にやって行く必要があります。
ホースがクルマに当たらないようケアしながら流すのが結構大変でした。

全体を流し終わったら、すぐに拭き取りに入ります。
超吸水だのマイクロファイバークロスだのを次々に替えながらたくさん使って、クルマの上から順に水滴をさっと吸い取って行く。
XVくらいの車高でもルーフ中央には手が届かないので、台にもなる洗車用バケツがあると便利です。

一通り水滴を吸い取ったら、すぐに乾いたクロスに交換して、一気に水気が無くなるまで拭き上げていきます。
常に乾いたクロスにどんどん替えながら、水滴のまま乾いてしまわないように、最初の水拭きから拭き上げまでを一気にやります。スピードがとても重要。
このあたりはYouTubeの動画で詳しく解説されています。

全体を拭き上げたら、あとはドアの縁やミラーなどの細かいところを拭き、垂れて来た水滴を順次拭き取って行きます。
このとき、用意してあった純水(バッテリー補充液)をクロスに吹き付けながら拭き上げるとシミにならないのでラクみたいです。

クロスを贅沢に10枚くらい使って、綺麗に拭きあがりました。

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綺麗になりました

洗車から拭き上げまでで合計30分ほどです。細かいところの拭き上げも入れて、都合40分ほどで洗車完了。
とにかく、洗いから拭き上げまでスピード勝負で一気にやらねばならないのが大変でした。気温は5度以下なのに、汗だくになってしまいました。かなり疲れました。

ナンバーやミラー、リアのところは次々に水滴が出てきますので、少し走った後に拭き取ります。
自宅まで走って、滴り落ちて来た水滴を純水を吹きながら丹念に拭き取ります。
これで終了。

 

水垢やガラス面のウロコは、出来てしまうと取るのが大変なので、普段から付かないようにする。
水道水は手早く拭き上げてやるか、純水で洗車するのが良いとのこと。一軒家で7~8万円の純水器を購入出来る人は、そちらの方がラクなようです。

ちなみに、水道水と異なり雨はミネラル分が入っていないので、水シミが付かないそうです。なので、ザーザー降りの雨の日に洗車すれば、すすぎの代わりになるので拭き上げが不要になるのだそう。
雨の日こそ洗車すべし、ということだそうです。
でも、雨には埃が混じってて汚れますよね。ホンマかいな。

洗車は1~2週間ごとにするのが良いそうですが、大変だなあ。いい運動になるし、これを趣味に出来る人には良いのでしょうけど。
私はやっぱり洗車機にブチ込んで、拭き上げだけシッカリやるようにしようかなと思いました。

♪今日のBGM
Goin' Crazy! / David Lee Roth

David Lee Roth - Goin' Crazy! HD - YouTube