55の手習い

55歳を過ぎた筆者が色んな事に挑戦する日誌です

e-Taxで確定申告やってみた(医療費控除)

昨年末、クルマを買い替えるために従業員持ち株会を退会したのですが、その売却金は源泉徴収してくれず、確定申告が必要とのこと。

そこで、せっかく取得したマイナンバーカードを使ってe-Taxでオンラインの確定申告をやってみました。

パソコンでもスマホでも出来るようで、今年から源泉徴収票をカメラで取り込めたり、さらに機能が拡充されているようです。
役所らしく、コマゴマと取っ散らかった雰囲気とか、用語が独特で分かりにくいとか、マイナンバーカードの読み込みを何回もやらなきゃいけないとか、いわゆる面倒くさい感じはありますが、わざわざ税務署へ行かなくても自宅で手続きが出来るのは非常に良い進化ですね。

基本的にはスマホでもパソコンでも操作内容は同じみたいです。
パソコンの方が遥かに画面が広いし、キーボード入力がラクだし、所々でヘルプ画面と切り替えたり見比べたりしながら出来るので、スマホよりラクだと思います。

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ICカードリーダを繋いで確定申告やってみた

うちのパソコンはちょっと前の普通のノートで、OSはWindows11です。
ICカードリーダーは、仕事用に購入した2千円程度のちょっと古い型です。初めてマイナンバーカードを読み込んでみましたが、間違えて上下を逆に入れた以外は問題ありませんでした。

初めての確定申告なので、まずYouTubeに上がっている解説動画を見てみました。
確定申告の大まかな流れや画面操作をひとつづつ解説してくれている動画が沢山あるので、初めにこれを見ておくのが絶対良いです。

パソコンでやっている例は、これが分かりやすかったです。

www.youtube.com

まずマイナンバーカードを読み込んでログインするところからスタートです。

www.nta.go.jp

前準備など色々とやったあとで、持ち株会の売却日が今年の1月に入ってからであったことに清算書を見て気づきました。
つまり、今回は株の売却益の納税は不要、というか出来ません。また来年。
なあんだ。

でも、せっかくだし、医療費控除の申請をしてみることにします。
実は昨年は、息子の手術などで20万円以上医療費支払いがありました。もちろんカミさんが全ての領収書を取ってあります。

まずは、昨年の源泉徴収票を準備。
それから、会社の健保組合のサイトから医療費のリストを入手します。
20万円分の医療費支払いは3ページ分のけっこうな数があったのですが、このリストがあれば合計額だけ入力すれば済みます。

しかし、健保組合にデータが届くタイムラグがあるようで、リストには10月までの分しかありませんでした。
仕方なく、11月と12月は取ってあった領収書を見ながらチマチマと入力していきます。
けっこう手間で面倒でした。テンキー付きのキーボードがあった方が良いです。
あと、入力がひと段落したところで「途中データを保存」しておくと良いです。何かの間違いで入力したものが全部フイにならないように。

1時間ほどかけて昨年の医療費支払いを全て入力し終わりました。
計算結果を見ると、けっこうな額の還付金になりました。さすがに20万円以上も払っていると、労力に見合う程度にはなりましたかね。
最後にまたマイナンバーカードを読み込んで、データを送信すれば完了です。
疲れた。

面倒な役所手続の代表みたいな言われ方をする確定申告ですが、ずいぶんとやりやすくはなっているようです。
上記動画にもありますが、「確定申告すると、ふるさと納税のワンストップ特例制度が無効になる」ということに注意。忘れずに入力しましょう。

今回は出来なかった株式譲渡益の申告を、来年の3月に忘れずにやらなくては。
確定申告は3月15日までです。お忘れなく。

♪今日のBGM
Badge / Cream

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