55の手習い

55歳を過ぎた筆者が色んな事に挑戦する日誌です

XVで先進安全機能を体験してみる

XVの慣らし運転も順調に終わり、2ヵ月で2000km以上走りました。

高速道路も少し走りましたし、郊外走行が多いので距離も伸びます。
目玉のアイサイト・ツーリングアシストを使う機会もありましたので、慣れてしまう前に感じたことを書いておこうと思います。

XVでの街乗りは、普通車らしい乗り味。サスストロークがX3より圧倒的に短く感じるのに、何故かX3よりロールします。
まあ、普通に走っている分には十分シナヤカですし、AWD(4WD)と高度な操舵制御機能のおかげか、何も考えずにキビキビかつスムーズに走れます。
旧型X3よりは乗り心地が良いかなあ。

XVで高速走行した感じは、サイズ感よりかなり安定していると思いました。
ハンドルが国産車としてはホンの少しだけ重めで、操舵感がちょっとBMWっぽい気がします。
さすがに高速での静粛性、安定感や100km/h前後のパワー感はX3の方が上ですが、総合的には許せる範囲かなと思いました。そんなに飛ばさないし。

そう言えば、XVは大きなギャップや路面がうねっているところで、タイヤがネジレて接地するような、不思議な感覚があります。
あれは何だろう?不安感はぜんぜん無いのですが、ちょっと妙な感じがありますね。インプレッサとのジオメトリの違いのせいなのかな?

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SUBARU XV 2.0e-L EyeSight Smart Edition

スバルと言えばアイサイトです。

現行型はアイサイト・ツーリングアシストというもので、これはACC(アダプティブクルーズコントロール)とLKA(レーンキープアシスト)の組み合わせのことだそうです。
ACCは前走車に自動追従してくれる機能。LKAは車線の中央をキープして走ってくれる機能。この2つの組み合わせで、前走車がいればほぼ自動運転になりますね。
イマドキのクルマにはだいたい付いているようです。

いずれも主に高速道路で使う機能ですが、速度域を問わず便利で、街乗りでも郊外のバイパスから渋滞まで、けっこう十分使えます。
特にダラダラ渋滞が続く時はラクだと思います。ゴールデンウイークなどの日本の都市部や行楽地では必須機能かも。
60km/h以下はLKAが効かないのでハンドル操作は必要。あと、止まった時は再発進にボタンかアクセル操作が必要。

ただし、距離感や操作感が自分の感覚と合わないことがあるので、私は基本的にあまり運転支援機能は信用しないようにしています。自力で運転するためのアシストくらいのつもりで使うと良いです。
アイサイトの認識精度は、他と比べてもかなり良い方らしいのですけどね。

最近のクルマは安全機能満載

衝突防止の自動ブレーキなどの先進安全機能についても、旧来の全マニュアル車を乗り継いできた者としては隔世の感があります。
自分の運動神経や注意力が衰えても、クルマがちゃんと警告や緊急制御してくれる。
特に、横からの飛び出しや、前走車への追突などのリスクが格段に減ると思います。

前走車に近づき過ぎたり、何か横から飛び出して来たりしたとき、ピピピと警告音。
それでもブレーキを踏まないと、ガツンと自動でブレーキがかかります。
これは例えば、前走車が側道に入ろうと減速した時に後続していて近づくと「近づき過ぎ」と判定されて、よく警告されます。
これで2回ほど緊急ブレーキが作動しビックリしました。自分の感覚よりも、もっと距離マージンが必要みたいです。

XVを買う前に、試乗車のレヴォーグで自動ブレーキを体験させてもらいました。
SUBARUディーラーへ行くと、体験させてもらえると思います。

あと私が有難いと思ったのは、リアビークルディテクションという機能。
隣の車線にクルマが近づいてきたりすると、ドアミラーの内側ランプが点滅して知らせてくれます。見落としや死角をフォローしてくれるのがとても助かる。
また、バック時に後方横からクルマ等が使づいて来た時も警告音で知らせてくれます。
注意力の足りない私にはとっても助かる機能です。

ここ数年で、クルマ本体の安定性や安全性向上とともに、先進安全機能の搭載が進んでいます。今は軽自動車にも搭載されています。
旧型車に乗っていて、もし余裕があるのであれば、現行型に乗り換えることをお勧めします。
安全をカネで買えるなら、買っておいた方がいい。

あ、でも、いま新車を注文しても6か月以上待たされるみたいなので。。。
私のように店頭在庫車を買うか、新古車を買う方が面倒が無くて良いです。はい。

♪今日のBGM
限界Lovers / SHOW-YA

(2) SHOW-YA - 限界LOVERS (DVD「大復活祭」より) - YouTube