どうやらアイドリング状態で、ラジエーター周りから時々カリカリと異音がするのです。
自分のクルマを外から見たり音を聞いたりすることがあまり無いので気づかなかったのですが、先日カミさんをクルマに残したまま外に出た時に気づきました。
前に気になっていたタペット音とは違い、何か硬い物が中で転がり踊っているような、明らかに異常な音が出ています。
カリカリ、カリ、カリ、カリカリ、といった具合。
間欠的で小さな音ではありますが、近づくとハッキリ聞こえる異音です。
父親や義母の具合が悪いこともあり近々に遠出する可能性が高いので、今のうちに点検して貰おうと思い、ドック入りしました。
間欠的なので、サービスマンに録画したビデオで音を聞いて貰いました。
出たり出なかったりするみたいなので、分かるかなあ。
でも、明らかに何か部品が外れて転がってる感じなんだよな。
鹿沼のBMWサービスセンターは、さすがに洒落た事務所で綺麗です。
いつも上品な女性と丁寧な男性が迎えてくれます。
展示スペースにクルマが無いのは、やっぱり不景気なのですかね。
サービスに持ち込んでる人は、恰幅の良いジイさんがピカピカの5シリーズセダンとかで来てたりもしますが、意外に古めのもいます。
私の2007年式と同じくらいの年代の3シリーズを持ち込んでる若いカップルとかいました。
サービスマンに調べてもらうこと30分ほど。
担当の方が来て説明してもらったのは、オルタネータ周りのベアリング異常とのことでした。
恐らくボールが欠けたのでしょう。最悪はロックして周辺を道連れに大破損ですね。
とりあえずは走れるのですが、乗り続けるなら修理するしかありません。
見積りは約20万円！
オルタネータのASSYが15万円、周辺部品と工賃、および予防保守の部品交換など合わせて20万円ちょっとになるとのことです。
外国産車はBMWに限らず部品が高いのが難点、整備が高くつきます。
国産軽自動車のオルタネータなら1/10くらいの値段でしょうかね。
まあ、故障個所が間違いなく特定出来たということですので、良しとしましょう。
この2007年式X3、E83モデル2.5siには10年ほど乗っています。
4年落ち4万キロ程度の認定中古車を買ったのですが、燃費が悪いとか、CDチェンジャーが壊れてディスクが取り出せないとか、ナビが古くて使いにくいとか、不満や不便は色々あるのですが、それ以上に愛着があるのが不思議。
12万キロほど走ってますが、エンジンはまだまだ全然元気。ギア比との関係もあるでしょうが、特に高速道路の速度域は素晴らしく気持ち良いです。
特に欧州車は、キチンと整備していれば長く乗れるといいます。
うちのは、8万キロ弱でフロントの足回り一式を交換し、今はビルシュタインが入ってます。これは40万円ほどかかった。
ダストが酷かったブレーキローターとパッドも社外品に交換してありますし、バッテリーも交換しました。
車検は必ずここのBMWサービスに出して、同時に点検もして貰っています。
それに、BMWの中で一番不細工と言われたブタっ鼻デザインも、年を重ねても意外に古臭く感じないし、飽きが来ないのはデザインの不思議。
それでも素だとシンプル過ぎるので、キャリアとウィンドウシールドとマッドフラップでライトクロカン風にしていて、これが自分の趣味にハマっていて気に入っています。
いま他に乗りたいクルマも無いし、もうしばらくこのX3に乗りたいと思うのです。
ということで、気を取り直してすぐに部品を手配、修理することにしました。
部品が入ったら再度持ち込みです。恐らく1泊程度とのこと。
車検やサービスに出した時の楽しみは代車なのですが、今回は急なので旧型の1シリーズになりそう。
まあ1泊だし。でもどうせなら、3気筒の1.5Lガソリンターボに乗ってみたいな。
♪今日のBGM
Black Dog / Led Zeppelin
Led Zeppelin - Black Dog (Live at Madison Square Garden 1973) (Official Video) - YouTube
Led Zeppelin - Black Dog (Live at Celebration Day) (Official Video) - YouTube
