熟成鮨というのを食べてきた

ちょっと前に近所に出来た「吟」という店で、熟成鮨というのを食べて来ました。

熟成した寿司というのは初めて聞いたのですが、お品書きに「〇〇産ノドグロ（◯日）」などと熟成期間が付記されています。なるほど面白い。
完全予約制で、コースが1万円くらいから。ランチなら3千円台からあるようです。

食べるの大好き、わりと食い道楽なのですが「寿司と言えば回転寿司」の庶民なので、このレベルの店に入るのは勇気が要ります。
でもまあ、さすがに50代を超えましたしね。この先どのくらい生きられるか考えると、そんなもん躊躇している場合ではないですわ。

初めてなので、品数がちょうど良さそうなミドルコース7500円というのにしました。
洒落たジャズがかかっている落ち着いた店内で、モダンなパーテーションとダイソン扇風機が設置された個室に通されました。
けっこうお洒落な感じです。

前菜、松茸の蕪蒸し、と出て来て、どれも美味かった。ちょい薄味。
次が熟成本鮪のステーキ。マグロもねっとりした感じで美味かった。ワサビやガッツリしたタレも付いてきたり、工夫されている感じでした。

熟成鮨は、10カンほどが一気に出てきました。美しくて豪華です。
熟成なのでか、ぱっと見ちょっと乾いた感じの見た目で、煮切り醤油か白身は塩で頂きます。
美味かったですね。新鮮な寿司とは味わいがちょっと異なります。なんかちょっと魚の味というようり旨味みたいなものが強く感じられた気がします。
シャリもちょっと違う仕事をしてる感じがしました。

これ、たぶん好みなんだろうなと思います。
よく行く近所の回転寿司屋の「すし華亭」でもけっこう美味い寿司が食えるので、予算と気分で選べば良いかなと思いました。

最後にお吸い物を頂いて、これでもうお腹いっぱいです。
回転寿司で6～7皿くらいのボリュームでしょうか。1時間ほど。これで十分。

これから、もう少し積極的に近所の美味しい店を開拓して行こうと思います。